オフィスの間取りを分割して、セキュリティーの重要度を割り当てることをセキュリティーのゾーニングといいます。
ゾーンごとのセキュリティーのレベルに応じて、誰でも入れるエリア、入退室を管理して、誰でもは入れないエリア、などに分類していきます。
大抵の場合、建物の出入り口から、オフィスの内部にいくにしたがって、ゾーンのレベルが上がっていきます。
セキュリティーのレベルの段階としては、3から4段階を設定するのが一般的です。
ゾーンごとにレベルが変わる
ここでは、レベル3までのセキュリティーレベルで考えてみます。
もっともセキュリティーレベルの低いゾーン(レベル1)は、オフィスの出入り口部分です。
そこには基本的に誰でも入れるようになっています。
レベル2のセキュリティーゾーンは、出入り口がロックできるようにして、誰でもは入れないようにします。
レベル3のゾーンでは、出入り口のロックと同時に、入退室の記録をとります。
金庫やサーバーなどは、一番セキュリティーレベルの高いレベル3のゾーン内に設置します。